そう、それは約10年前、ある外資系企業のクライアントと一緒に働いたことがきっかけだった。

そもそもは、外国語系の学部でもって大学を卒業しているというバックグラウンドもあり、また学力が足りないと勝手に卑下してランク下を受験し、結局合格ったけど不完全燃焼という経験もまたあって、英語を話したい!という気持ちは多かれ少なかれ持っていた。

で、いろいろ本も買ってみたり、でも中途半端になっていたり、本のコンテンツは全部制覇したけれども使えるわけではないし、じゃあ日常、外国人と接点を持つとどうなるかというと、電話ひとつあるいは電車の行き先や道を聞かれるだけでしどろもどろだったりして、もうこれはどうにもならんと思う次第。

大西先生の本をひととおり買ってみたり、仕事に役立ちそうな例の載っている本を買ってみたりしたけれども、日常使うわけじゃないし、まったく役立てられていない。

もういいや。

本とかそういうものは必要になったら買えばいい。

今ある自分の力の中で使えるものを使うようにしよう。

使わないものは錆びるだけ。