安・近・短と言えば・・・

安く構築。

近視眼的な発想でもOKなコンセプト。

短い開発期間。


つまりは、失敗リスクを低くする、と言うところにカギがありそうな気がした。

今思いついたことだけど。


安く構築・開発期間短く。というのは、ここ数年来のトレンドが定着してきたともいえるのかな。
そもそも、そういう傾向やニーズと言うものはあったんだけど、多くのベンダーがそれを否定してきた。
しかし、ここにきて、そういう事を聞かされ続けたユーザー企業が自前でそういう技術に対応できる人材を確保し、自前開発に踏み切ってきた。意思決定の重要なファクターが外部にあることを否定してきたんだ。

もう一方では、そうやって開発されてきたアプリケーション、特にWeb系のシステムがその存在なしには世の中が回らないくらい定着している状況があって、つまり、失敗するなら小さく、短期間でリカバリーできて、だから安く構築できなければだめで、外部委託すると周辺含めてもろもろ面倒なんで、なんだったら自前で抱えてやってしまえ、となってきた。
人が足りなきゃ人だけ貸してもらえってね。

つまり、目に見えるところは局地的なスキルでもよくなって、でもその裏側にあるものは、それこそPremiumなものでないといけない=failすることは許されないという二極化があるのでは、と思う。

つまり、良質な技術は、どんどん専門化して、一般的には見えなくなる一方、見える部分と言うものは手の届く範囲にどんどん近づいている。この二つを持つ企業が勝つ事になるのでは?


良質な技術と売るセンス。

いままではどっちか一方でよかったかもしれないが、もし先頭ランナーになりたかったら、療法なけりゃいけないんじゃないかなあ。

もちろん、シンプルかつスマートな企業体であることはもちろんだけど。complicatedな仕組みで回る企業は、内部コストが高いから、それを維持するためにpriceが高くなる。内部から見れば必要なものかもしれないが、世の中のいち部品としてみれば、必要でないところは多々あるかもしれない。その部分にコストをかけ、売上で回収しようという愚行はあってはならないもの。役所じゃないんだからさ。

なんとかならんもんかね。

お客さんにクラウド売るのもいいけど、自分で使えよって感じだな。